ちいさな洞窟

娘との日々

イカマル

おとといラジオからglobeの「Feel Like Dance」が聞こえてきました。この曲の打ち込み系のデジタルなサウンドと、音域の高いボーカルに、意外にもちーちゃんは虜(とりこ)になったんですよね。
 
5歳になろうかというある日、この曲のYouTube動画をなにかのタイミングでいっしょに見たら、後日、踊りながら「フィーライダ~ン!」と、うたいだしました。それまでうたってきたのはおもに童謡やアニメなどの子ども向けの歌だったので、「へえ、ポップソングもうたうんだ?」と意外でした。
 
それまでに好きだった曲はいくつもあるけれど、やはり当時流行した(今も流行しているけど)、アナ雪の「ありのままの~ すがたみせるのよ~」にはハマっていました。家のなかだけでなく、出かけた先でもよくうたっていましたね。これをうたうあなたのかわいい声が耳にのこっています。流行しているこの曲にハマるのはある意味当然としても、まさか1990年代のダンスミュージックである「Feel Like Dance」を好きになるなんてね! 
 
あなたの要望に応え、歌詞を印刷しました。漢字や英語はすべてひながなにしたから、読みやすかったでしょ? そのプリントで歌詞を予習して、それから動画に合わせて一緒にうたいました。「フィールライクダ~ンス! とおっておきの~ なんどーもつ~かえない~ だけど あしたをみて~」……ああ、おもしろかったなあ。
 
他に印刷した歌詞を見ながら練習したのは、映画「アラジン」の主題歌「A Whole New World」です。借りてきた映画DVDで、この歌の部分だけ何度もリピートして観ましたね。虎が心配そうに見送るなか、ジャスミンがアラジンの空飛ぶジュウタンに乗るシーンが気に入ったようでした。ちーちゃんはロマンチックなシーンや曲が好きなんですね。この曲をうたうのはなかなか難しいので、もっと練習したいところです。
 
あと最近、一緒にうたった変わった歌に、ケアリイ・レイシェルというミュージシャンのハワイアンソングがあります。ゆったりとした音楽が聴きたいなと思い、よく調べもせずにハワイアンなアルバムを買いました(アルバム名「ミュージック・オブ・ザ・マカアラ」)。ウクレレのような素朴な楽器を使うような曲を想像していましたが、もっとゴージャスな雰囲気の厚みのある歌で、あまりゆったりさはなかったけれど、異国の空気を感じる優雅な曲でした。ハワイ語の意味は分かりませんが、発音が日本語に似ているふうでもあり、ある歌では、空耳で「イカマ~ル~」と聞こえるような箇所がなんどもあるので、ふたりで笑いながら「イカマ~ル~」と、うたいましたね。はて、イカマルってどんな意味なんでしょうね?
 
ところでおととい、そのラジオからは「Feel Like Dance」に続けて、m-floの「come again」が流れました。この曲も「Feel Like Dance」と同じく、ぼくが20歳代のころ聴いた青春の曲です。こんどいっしょに練習して歌えるといいね。