公園の滑り台はステンレスでできていることが多く、暑い夏は表面が熱くなっていて触れないほどです。おしりがヤケドしてしまうほどの熱さのこともありそうです。その点、駒沢公園内のブタ公園にあるピンク色の大きな滑り台は、夏でも熱くなりにくいモルタルでできているので少しはマシだったかもしれません。
ブタ公園へもバスに乗って出かけました。始発停留所の田園調布駅から座って、道のりは20~30分ほどでしたからラクでした。高い位置にある窓から下に、人や車の往来を眺めたり、立ち並ぶ商店を観察したりして、バスで出かけるのは楽しかったですよね。
その大きな滑り台はブタの形をしていて、すべる、くぐる、登る、降りるという導線が交錯しています。他の子どもたちにまじって、ちーちゃんがそこに一度入ると、外からは見えず、どこにいるのか見失いそうで怖かったです。階段から登って、すぐにすべってきてくれれば問題ありませんが、もちろんそんなことは起こりません。出たり入ったり、Uターンしたり、立ち止まったりと、どこから出てくるのか気が気ではありませんでした。迷子になりやしないか。誰かに連れられてしまわないか。なかなか降りてこないと、ほんとうにヒヤヒヤしました。