ちいさな洞窟

娘との日々

ブタ公園

公園の滑り台はステンレスでできていることが多く、暑い夏は表面が熱くなっていて触れないほどです。おしりがヤケドしてしまうほどの熱さのこともありそうです。その点、駒沢公園内のブタ公園にあるピンク色の大きな滑り台は、夏でも熱くなりにくいモルタルでできているので少しはマシだったかもしれません。
 
ブタ公園へもバスに乗って出かけました。始発停留所の田園調布駅から座って、道のりは20~30分ほどでしたからラクでした。高い位置にある窓から下に、人や車の往来を眺めたり、立ち並ぶ商店を観察したりして、バスで出かけるのは楽しかったですよね。

その大きな滑り台はブタの形をしていて、すべる、くぐる、登る、降りるという導線が交錯しています。他の子どもたちにまじって、ちーちゃんがそこに一度入ると、外からは見えず、どこにいるのか見失いそうで怖かったです。階段から登って、すぐにすべってきてくれれば問題ありませんが、もちろんそんなことは起こりません。出たり入ったり、Uターンしたり、立ち止まったりと、どこから出てくるのか気が気ではありませんでした。迷子になりやしないか。誰かに連れられてしまわないか。なかなか降りてこないと、ほんとうにヒヤヒヤしました。

ちーちゃんにしてみれば、複雑な形をした滑り台は、迷路のような楽しさがあるにちがいありませんよね。そういえば下神明駅前の公園にあるタコの形をした滑り台も、ちょっと導線が交錯していたかもしれません。あれもモルタル作りだろうと思います。あそこで遊んだのは一度だけですが、奥にある中央公園には何度も行きました。ターザンロープもありましたし、吊り橋のような大きな遊具があったので、遊びがいのある公園です。ここのことは、また改めて書きたいと思います。

さて駒沢公園では、前もって買ったおにぎりを食べたり、おしゃれな店でハンバーガーを食べたり…、あ、これは前に書きましたっけ? 明るい雰囲気のアメリカン・ダイナーで大きなハンバーガーを注文し、半分に切って食べました。ぼくのスマホの壁紙は、そのときに撮ったあなたの写真です。すてきな笑顔、活気あふれる3歳のちーちゃんです。写真を見ると、ここでもあなたはオレンジジュースを飲んでいますね。オレンジジュース、大好きですものね。