ちいさな洞窟

娘との日々

高熱

ちーちゃんは生まれてから大きな病気をしたことがありません。からだはいたって丈夫。健康そのものです。

 

ただ2015年7月~9月の間に3回も、39度を超える高熱を出したときは心配しました。日中は平気でも、夜中になると急に熱が高まり、あなたはうつらうつらして、嘔吐をしたこともあります。

 

お母さんとぼくとで看病をしましたが、慣れていないこともあり、とても不安になりました。どういうふうに辛いのかをまだ言葉でうまく表現できませんから、ぼくとしてはちーちゃんの症状を外側から推し量るしかありません。

 

あなたは、からだが火の玉みたいに熱くなり、定期的に大きな声で泣いていました。一度は、あまりの熱さに心配になり、救急車を呼ぼうかどうか7119番に電話して相談したこともあります。

 

どうやらそのときは手足口病ヘルパンギーナだったようです。あなたがもともと健康体で、ぼくはあまり看病をするような経験がないぶん、不慣れな親だったと思います。


区の乳幼児健診やキッズクリニックでの健診に一緒に出かけたことも何度かありました。体重の増え方や首のすわり、ことばの発達具合、独り歩きなどをチェックしてもらい、もちろん問題ありませんでした。6か月健診だったかな、医者が股関節の開きを確認したときに経過を見ましょうということもありましたが、結果、それもまったく何の問題もありませんでした。


あなたは、内側からあふれるような活気にあふれる、健康な女の子です。