ちいさな洞窟

娘との日々

ガーデンパークへ

朝9時30分、いつもの改札で出迎えてくれたちーちゃんは、足がスラっと伸びて、また背が高くなったように見えました。赤いTシャツと黒いレギンスを着て一段とおねえさんになった印象です。あ、Tシャツはポケモン柄だったから、まだまだ子どもだね?(^^) 抱えあげると、ちーちゃんはちょっと照れたようでした。

 

科学館前の公園でクローバーの葉を摘み、トランポリンでたくさん跳ねてから、駅近くのレンタルルームへ向かいました。

 

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入学祝いに洋服をプレゼントしました。「かわいいー!!」と、とても気に入ってくれて、部屋ですぐに着替えて、ファッションショーの始まりです。自由が丘にある2つの店で先週買ってあった洋服です。ワンピース、ゆったり目のダボズボン、キャップ帽子、恐竜柄のTシャツはすべて、ちーちゃんのランドセルに合うような色を選んだつもりです。帽子もとてもフィットして、Iさんも「うん、似合ってる!」とほめてくれました。

 

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持っていった絵本『ツリーハウスがほしいなら』を読んでくれました。あいかわらず読むのがじょうずです。そのあとはトランプカードで神経衰弱をしました。写真は、カードを一枚、一枚、机上に並べる、几帳面なちーちゃん。記憶力では、ぼくはもうちーちゃんに完敗です…。

 

ランチの時間になると、ちーちゃんは言いました。

「今日のお弁当は誰が作ったの?」
「お父さんだよ?」
「ええ~~」とガッカリされてしまいました。

 

さあ、食べましょう。おいしいよ? 鶏もも肉照り焼き、アスパラガスとピーナッツの和え物、卵焼き。嫌々ながらちびちびと食べるちーちゃん。食後に点数を聞くと、「30点。うーん、やっぱり、20点だね」とズバッとかなり低評価でした、ガーン(^^; たしかに卵焼きはちょっと焦げていたので、次回はもっとおいしいものを作ってくるね。でもなんだかんだ言ってもアスパラガスをけっこう食べてくれたので安心しました。

 

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タクシーを待つ間、小石を拾いました。幼少時から地面に転がる石を探すのが好き。

 

ちーちゃんとの話し合いで、今日は念願のガーデンパークに行くことにしました。レンタルルームを発つ際にトイレをすましておくように促すと、「(トイレまで)ついてきて!」「ドアは閉めないで、前で待ってて!」と、あいかわらず怖がりのちーちゃんです。

 

そしてぼくらは、電車とタクシーを乗り継いで、湖のほとりにあるその広大な公園へ向かいました。

 

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春らしい気持ちのよい日差しのなか、チューリップが咲く園内で、走ったり、ボールを投げたり、ちーちゃんの腕をつかんでぐるぐるぐるぐる回したりして遊びました。ちーちゃんは、ぐるぐる回したあとに目が回ってふらつくぼくを、「だいじょうぶ?」と横で支えてくれましたね。お相撲も取りました。力がつよくなったね~。ふたりでおいかけっこをしているときには、ちーちゃんが建物の太い鉄パイプに頭をぶつけてしまいました。「イタいのイタいの飛んでいけー!」と何度か頭をなでて痛さをなだめました。もっと小さかった頃を思い出しますね。

 

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クラフトコーナーがあり、そこでハーバリウムを作りました。今日が2回目の製作だというちーちゃん。1回目のテーマは「カラーとナチュラル」で、今回のテーマは「ナチュラルだよ」とのこと。結果、ほんとうにナチュラルな風合いのすてきな作品が出来あがりました。ぼくは見ているだけ。たくさんのドライフラワーのなかから素材を一つひとつ選ぶ、真剣なまなざしと、瓶に詰めていく手さばきが、なんだか慣れていて職人みたいでした。ほんとうに。こんど、ぼくにも一つ、作ってね。

 

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駅に帰るバスに乗ると、ちーちゃんはシートに横になり、すぐに寝息をたてて寝はじめました。そうだよね、小学校がはじまったばかりだし、つかれているよね。1時間ほどもぐっすりと寝たでしょうか。寝顔は赤ちゃんの頃のままだね、とは写真を見たばぁばの感想です。

 

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たくさん寝て元気になったちーちゃんと、いつものインドカレーを食べました。店内にはぼくたちしかいません。店員さんも暇なので、「おいしい?」「辛いの大丈夫?」と、しきりに話しかけてきます。ちーちゃんは凄い食欲。頼んだバターチキンカレーwithナンだけでなく、ビリヤニもたくさん食べました。ちょっと癖のある、長い粒のバスマティライスもまったく問題なくおいしそうに食べるちーちゃんでした。

 

当初、お母さんと交わした約束は18時30分まででしたが、バスで駅に帰る道が混雑したので、延長して19時まで夕食を楽しむことができました。