おやこノートが郵便受けに届きました。
2冊目のおやこノートです。
2020年8月から3年間近く使った1冊目は、大事にしまってあります。
読み返すと、ちーちゃんの声が聞こえてきそう!
理科が好きなんですね。
ちーちゃんの好奇心に応える科目なのかな?
広く世界を理解するのには、大事な科目だと思います。
ぜひたのしみながら、学んでください。
おやこノートが郵便受けに届きました。
2冊目のおやこノートです。
2020年8月から3年間近く使った1冊目は、大事にしまってあります。
読み返すと、ちーちゃんの声が聞こえてきそう!
理科が好きなんですね。
ちーちゃんの好奇心に応える科目なのかな?
広く世界を理解するのには、大事な科目だと思います。
ぜひたのしみながら、学んでください。
先月と同じようにカラオケからスタートしました。まねきねこです。15人は入れそうな大きな部屋(ナンバー「1」の部屋)を用意してもらいました。モニターは2つあり、天井も高くて快適です。ちーちゃんはカルピス、ぼくはコカコーラ(とタコ焼き)、前回と同じです。保守的なふたり。2時間ずっと歌っても持ち歌が尽きないちーちゃん、すごいです。今回は「神っぽいね」「アイドル」「ないないばいたりてぃ」の3曲をふたりでいっしょになんとか歌い切ることができました。これまででもっとも充実したカラオケ大会でした。
スノーウィカフェで夕食です。すこし遅れましたが誕生日のお祝いができました。ちーちゃん、おめでとう! ご飯をたべながらおしゃべりして楽しい時間をすごしました。ちーちゃんは、ほんとういろんなお話しをしてくれるので飽きることがありません。世界がひろがっていくようです。
2日目の朝、ToBiO水泳場に向かいました。前日は朝からバレエの稽古だったようなので疲れているかなと思いましたが、「泳ぎたい!」と意欲満々です。ふたりとも初めて行くプールでしたが、駅からのバスが水泳場の目の前に止まるのでラクです。到着すると駐車場はすでに満車の看板がかかっていましたが無事に入場できました(帰るころには入場制限をしてましたね)。
昨夏までは同じ更衣室でいっしょに着替えていましたが、今回は別々に着替えました。2歳頃からプールではずっといっしょに着替えていましたが、ついに自立したのだと、ちょっと切なくも感慨ぶかいものがありました。
ここで、ロッカーのカギがかけられず困ったちーちゃんがぼくを探すというハプニングがありました。入場カードがロッカーのカギと連動している珍しい機械で、ちーちゃんのカードをぼくが持ったままだったので、施錠することができず困ったちーちゃんは、でも女子更衣室にいたスタッフに事情を話して解決することができたのですね。すばらしいです。そして、「カードを持ってきちゃったことに気づいたなら、入り口に戻ってきてほしかった。」とちーちゃんからクレームが……うーむ、たしかにそうですね。
この水泳場にはいろんなタイプのプールがありました。大きなバケツがひっくり返ってバシャ―っ!と大量の水が落ちてくる豪快な水浴びや、まるでスーパー銭湯のように腰や足のマッサージができるジャグジーなども楽しめました。ちーちゃんもマッサージをしてワイワイ喜んでいました。
そしてちーちゃんは、なんとクロールを披露してくれました。通い続けているスイミングスクールでいま練習しているとのこと。泳ぎのかたちがキレイにできつつあり、息つぎもばっちりできています。ぼくは前に立ってあなたの手を取って支えながら、いままであまり感じたことがない気持ちをおぼえました。ほこらしさ? 感動? そんなような感情です。水が大嫌いで、シャワーの水が頭や顔にかかるだけで泣きだしてしまったあのちーちゃんが、クロールで泳いでいます。あなたに何度でもずばらしいと伝えたいです。
翌週の火曜日に提出する宿題をしなきゃと時間をさがして、ザザシティのフードコートで40分間、勉強しました。「プラス1」というレポートの課題のようです。星について検索して、上手に要約して仕上げていたように思います。来月は日光旅行。どうか晴天に恵まれて星の観察ができますように。
2日目の夕食も誕生日のお祝いです。Iさんもいっしょにお祝いしてくださいました。クマールはあらかじめ話して予約した甲斐があり、演出のサービスをしてくれました。食事が終わるころ、店内の照明が暗くなり、それまで流れていたインドの音楽がハッピーバースデーの音楽に。灯がともったローソクの乗ったアイスクリームが運ばれてきました。他のお客さんも手拍子してくれました。恥ずかしがり屋のちーちゃんはあっけにとられて困り顔。その気持ちもぼくにはわかります(ぼくも子どものころはこういった演出が不得意でした)。でもまあ年に一度だからネ(^_-)-☆ おしつけがましい誕生日のお祝いでごめん(^^)/ さいご、抱負を聞くと、「漢検、満点合格。」という答えでした。うん。応援しています!!
ちーちゃん、元気ですか?
誕生日のカードを送りました。
今週末は、お祝いです!
会えるのを楽しみに待っています(^^)
ちーちゃんへ
お誕生日、おめでとう。ちーちゃんが、ちーちゃんらしく大きくなっていく姿に、
お父さんは誇らしい気分です。ちーちゃんとおしゃべりして、考え方を聞き、
歌を聴き、つくるもの、描くものに触れる時間は、
お父さんにとってこれ以上ない幸せな時間です。十分に食べて、寝て、遊んでください。
好きなこと、興味のあることは、どんどん試してみてね。ちーちゃんが毎日をたのしく元気にすごせますように!
2023年7月
ちーちゃんの応援会長 お父さんより
1か月ぶりのちーちゃん。やっと、やっと、会うことができた、という思いです。今回、土曜日の午後から日曜日の夜までの時間は、ほんとうあっという間に過ぎていき、正直、残念ですが、買い物、カラオケ、そして「車両基地見学」と、密度の濃い時間をすごすことができました。ちーちゃんは顔立ちがしゅっとしたようで、背も伸びた気がします。また、受ける印象が変わりました(毎回、言ってますね)。一歩一歩、階段を上るちーちゃん。なるべく多くの時間をいっしょにすごして、そばで支えて、応援したいという気持ちです。
いまこれを書きながら思い返すと、今回もちーちゃんは、よくぼくの膝の上に乗ってきました。電車で移動しているとき 待合室のベンチに腰掛けるとき、ベンチではなくぼくの膝のほうに腰かけるちーちゃん。甘えん坊です。近ごろは、膝に乗るとなぜかぼくの親指をたべたりなどもしています…。
P丸様。のオリジナルTシャツが、この日、しまむらで発売されるという情報をキャッチしていたので、ちーちゃんに伝えると、「ほしい、ほしい!」と予想通り(?)の反応でしたので、会うなりさっそく東海道線に乗ってお店に向かいました。ひと駅目で降り工場の並ぶエリアを歩いてしまむらへ。ひろい店内をぐるぐる回り、やっとお目当ての新着コーナーを見つけましたが、P丸様。は大人気なのでしょうか、Tシャツはほとんど在庫がなく、2種のデザインともに残りは1枚とか2枚でした。なんとか間に合ってよかった! 「1枚でいいよ」なんて、ほんとはシャツは2枚ともほしいのに、値段が高いからと控えめなちーちゃんでしたが(2枚で2千円ですが)、せっかく来たので、150センチのTシャツ2枚と、髪を留める黄色いピンも買って、良い買い物ができたとちーちゃんは喜んでいました。この日は星のカーヴィのカプセルトイもゲットしました。ポーチから何度も出して、カーヴィを手にとって眺めるちーちゃんでした。
イラストを描くという共通の趣味を持つクラスメイトのことや、流行りの「推しの子」についてなどを話しながら、デパートでショッピング。シリアスな顔で「ちーちゃん、なんだか残念…」「え、どしたの?」「お父さんのほうが『推しの子』について詳しいんだもん」などとくやしがっていました(最新11巻まで大人買いして家で一気に読んでしまったお父さんです)。
初めて行く、飲み屋街の先にあるまねきねこでカラオケ、60分。新曲をたくさん披露してくれました。受付では、お兄さんからDAMとJOYSOUNDの違いを教えてもらい、本人映像は少ないが曲数が多いというJOYSOUNDのほうを選びましたが、本人映像のほうがよかったなあなどと言いながら歌っています。ますます歌が上手なちーちゃん。曲目のレパートリーもだいぶ増えて、60分間では歌いきれないほどでした。
スノーウィ―カフェでたらふく夕食を食べて(ちーちゃんはピザ、ぼくはカレー)、そのあと上の階の書店へ行き、漫画を立ち読みしています(美大を目指す男子の成長物語『ブルーポイント』の試し読み冊子だったかと思います)。
初めて泊まったホテルの部屋からは海が見えました。眺めの良い部屋は久しぶり、気持ちがよいです。駅から少し歩きますが、夕食後のよい散歩になりました。ホテルに向かう道でちーちゃんが気づいた、家の庭先やお店の軒先に飾ってある花の飾り。紙のようなものでできた、花の形をしたピンク色の飾りです。よく見ると、そこらじゅうに飾ってあります。あとで調べると「軒花」という名前の、神さまをお迎えする際の飾りで、お祭りの時期に静岡県内ではよくみられる光景のようです。
天竜二俣駅の車両基地見学はどうでしたか? ユニークで元気なガイドさんに、分かりやすく、くわしく、基地を案内してもらう1時間のツアーは、ぼくにはとても勉強になりました。JRの電車、ましてや新幹線などの「華やか」な鉄道とは違う、地域を支えるローカル鉄道のおもしろさを感じました。古い設備をそのまま修理して使い、いろいろな種類のラッピング車両を走らせる天浜線の努力を見ましたよね。ちーちゃんは、鉄道のレールを固定する「犬釘」を打つと、「犬の顔がつぶれちゃうね」などとガイドさんとお話ししていました(^^)
お昼は天竜二俣駅前にあった定食屋さんで食べました。ちーちゃんは、うどん、ぼくは生姜焼き。とてもおいしかった! 食事しているときはいろんなおしゃべりをしながら食べているはずですが、何を話したかはまったく思い出せません。
ところで昨年から履いている撥水の靴がそろそろ窮屈になってきたというので、レインシューズを探しに駅周辺の二つの靴屋をなんどか往復しました。でも結局、お店にはサイズの在庫がありませんでした。「22センチ」の靴って、在庫というか、そもそも製品の数が少ないよね、キッズと大人サイズの中間だものね……というような話をふたりでしました。
手元のスマホで調べて気に入った紺色の防水シューズを、さっそく月曜日にネットで買って送りました。ついでにムーンスターのまっしろのスニーカーも。これもちーちゃんに似合いそうです。履いてみてください。それと、ちーちゃんがほしがっていた、なつめさんちの画集も、オンライン書店で予約しました。発売されたらそちらに届く予定です。8月25日に発売だそうです。どんな画集なのか、たのしみですね。
・電気が消せなくて。
直島に着いた最初の夜、ちーちゃんはおそくまで宿の部屋のテーブルで漫画を読んでいました。チャールズ・M・シュルツとマリー・アントワネットの伝記です。ぼくはベッドに横になっていましたが、いつの間にか寝てしまったようです。さいごまで本を読み終わったちーちゃんは、ぼくを起こそうと、ぼくの体をユサユサと揺らしたようです。でも、ぼくは起きません。
ちーちゃんは寝るまえに部屋の電気を消したかったのですが、部屋の玄関の隅にあるスイッチまで怖くて行けないのでした。ちーちゃんは消灯するのを諦めてベッドに横になりました。
そのときぼくはぼんやりする頭で、隣のベッドでシクシクと泣いている(T_T)ちーちゃんを見ました。「ちーちゃんが泣いてる」。完全に目が覚めたぼくは、ベッドから起きて電気を消し、泣いているちーちゃんの横に座り、しばらく肩をかるくトントンしました。赤ちゃんのときによくやったように、鼓動のリズムでトントンと、寝かしつけるように。ちーちゃんはほんの2~3分で寝てしまい、ぼくもそのあとは記憶がありません。すぐに寝てしまったようです。
次の日。家プロジェクトの鑑賞がおわり夕食の買い出しをしにスーパーに立ち寄りました。店先にいたスイスから来た方々とおしゃべりをしましたが、そのときちーちゃんは英語で自己紹介をしました。ちーちゃんの名前がよく聞き取れないので、何度か名前を繰り返すうちに、「ああ、あなたは Tiffany なのね?!」と言われました。
「Tiffany」。あとであらためて声に出してみると、たしかに音が似ているかもしれません。海外に出かけたとき、ちーちゃんはTiffanyという名前になってみるのも一案かもしれませんね。さいご、そのスイスの方に、スーパーで抹茶味のアイスをごちそうしてもらい、お返しに、夕食時に食べようと買ってあった抹茶味のポッキーをさしあげて、喜ばれました。ただ、椅子に座ってゲームをしている彼らの子どもたち(中学生くらい?)は、抹茶味は苦くて食べられないということでした。
たのしみにしていたゴールデンウィーク。実りの多い時間を二人ですごすことができました。初日は「浜松まつり」を見たあと岡山を訪ね、岡山城のすぐそばのホテルで2泊、船で香川県は直島に渡り、民宿に2泊しました。これまで二人で出かけたなかで、もっとも長い4泊5日をすごし、もっとも遠くに出かける旅行となりました。この3年弱の間にお互いの好みや行動パターンを把握したぼくらは、この旅行を穏やかにおくることになりました。ちーちゃんも、旅行の楽しみ方が「板についてきた」感じです。
コロナ期も明け、混雑する場所が多くなってきました。活気と賑わいのある町を、ぼくらはゆっくり、じっくりと、見て回ることができました。ちなみに、ちーちゃんは外では相変わらずマスクをしていますが、もう外してもよいのでは?と思っています。
ところでちーちゃんは、どちらかというと、外向的というよりは、部屋でじっと絵を描いたり、本を読んでいることが好きなタイプのようです。じっと座っていることができる、座力のあるタイプだと感じます。(ですので、今回、予報では旅行中の天気がイマイチでしたので、漫画や本を3冊、持っていきました。これさえあればちーちゃんは宿の部屋でもきっと楽しめると思ったのです。)
……でも、実際はどうでしょうか。ちーちゃんといっしょにいる時間を振り返ってみると、あなたはアクティブなところと内向的な部分が両立しているようにも思えます。外でおもいきり遊ぶちーちゃんも浮かぶし、部屋で静かにすごしているちーちゃんの姿も浮かびます。実際、時と場合とによって、ちーちゃんという人物の印象はずいぶんと変わるような気がしています。
内と外との使い分けもメリハリがつくようになってきました。ひとつ例を挙げます。岡山でKさんのお宅を訪ねた際、プリンをいただきました。日頃、プリンは嫌いだと言ってまったく口をつけないちーちゃんですが、そのときは何も言わずに食べました。食べられないと言うかな?と見ていましたが、気がつくとお皿はカラになっていました。あとでKさんに送ったLINEに「プリンおいしかったです」と書いたほどです(実際とてもおいしいプリンでしたが)。また、Kさんの娘さん(1歳)の面倒をよくみていました。自分より幼い子どもの面倒をみるちーちゃん。甘えん坊のあなたばかり見てきたぼくには驚きでした。お姉さん役を自分から買って、立派だと感じました。
いずれにしても、ぼくの役割はそんなちーちゃんの背中を押して、いっしょにあちこち出かけて、いろんな場所を見て、いろんなものを食べ、いろんな人と話す機会を多くもつということです。また、いっしょにいる間はなるべくリラックスして、ゆったりと安心できる時間をすごしてほしいです。ふだん学校や習い事でいそがしくしているちーちゃんが、ホッとできるもう一つのホーム(家)になりたいという思いでいます。
4年ぶりに開催された「浜松まつり」。砂丘を歩きながら会場へ。ときに糸が絡まったりして派手に舞う凧たちを見上げました。目の前で見る凧はあんなに大きいのに、空に浮かぶ凧はずいぶんと小さく見えるんだねと感心していました。屋台巡りでは、会場のすみのほうで、お目当ての綿あめの屋台をやっと発見し、それがアーニャ(スパイファミリー)の袋に入っていたものですから大満足のちーちゃんでした。
浜松まつりを見たあと岡山に向かいました。新幹線の指定席を予め買っておいてよかった。かなり混んでいました。駅からホテルまでぶらぶらと歩き、マンホールやオブジェ、看板と、あちこちに桃太郎がいることに気がついたちーちゃんでした。ホテルから岡山城エリアへは歩いてすぐの距離でしたので、チェックイン後、岡山城を目指して散歩しました。お城には行きたくないということで、結局、旭川の土手を軽く散歩してホテルに戻りました。写真の右手には後楽園があるはずです。この後、ホテルのレストランで中華料理を食べました。ここも予約していたのですが、店を出るときに店前に行列ができていたので、予約することの大事さをふたりで話しました。
翌日は朝からKさん一家と遊びました。ちいさな娘さんと一緒に遊び、朝夕の2回も、犬のポパイと近所の散歩ができました。大きくて優しいラブラドールでしたね。写真は散歩中に綱を任されたちーちゃんです。緑の豊かな住宅街にはすがすがしい風が吹いていました。午後はエブリーという名のモールでコインゲームをしたり無印良品でショッピングしたりしてすごしました。Kさん、長い時間つきあってくれてどうもありがとう(^^)
宇野港から直島へ船で渡りました。ラッキー! 予報は外れ、この日も翌日も、雨は降りませんでした。この島はコンビニもスーパーもろくにないような不便な場所。都会が好きなちーちゃんは、さいしょここが気に入らないらしく不平を言っていましたが、それでも、寂しがることもなく、3日間を通してみると、けっこうこの島の旅を楽しんでいるようでした。
ランチを食べる場所を探して向かった浜辺では、食べものが何も見つからず、結局、売店でアイスキャンディーを買って食べました。しかもちーちゃんの抹茶アイスキャンディーは溶けるのが早いのか、食べている間に3口分ほどの大きさのアイスがボトッと地面に落ちてしまいました……。目が点になっていたちーちゃんです。
宿(season)に着いたとき、「えっ!? ここに泊まるの?」「ふつうの家じゃん!?」と驚いたちーちゃん。民宿に泊まるのは初めてでしたっけ? なんだか和むような宿でしたよね? ちーちゃんも部屋でじっと落ち着いて絵を描きました。旅のあいだは毎晩、宿の部屋で絵描きタイム、読書タイム、それとYouTube時間をもちました。ちーちゃんが教えてくれた「なつめさんち」や「ブルーロック」、おもしろいです。もしちーちゃんが教えてくれなければ、まず知ることはないだろうカルチャー。ゲーム実況のおもしろさも少しずつ分かってきました。ぼくも引き続き研究しておきます。
宿から歩いていけるこのレストラン(レガロ)を見つけたことで、その後、食事に困ることはありませんでした。初日の夕食と、それから2度の朝食をここで食べました。とくにボロネーゼのパスタがおいしかったです。朝食もゆっくりと食べることができ、海外から観光で来られた方たちと話し(情報交換もできました)、スタッフさんやコックさんとゆっくりとおしゃべりすることもできました。ちーちゃんもときどき会話に加わり、英語であいさつもできました\(^_^)/ レストランでの豊かな時間でしたね。
直島の2日目は、家プロジェクトと呼ばれる、アート作品と化した民家や神社を巡る街歩きをしました。当初、乗り気でなかったちーちゃんも、会場スタッフの人と話したり、写真を撮ってもらったりしつつ6か所すべてを回ることができました。ぼくらのお気入りは「はいしゃ」と「南寺」です。「はいしゃ」では気づくとぼくらふたりだけの時間があり、スタッフさんがいろいろ教えてくれました(自由の女神の搬入方法や潜水艦の望遠鏡のようなものの存在のこと)。直島のことはあまり下調べしてこなかったこともあり、新鮮な驚きがありました。この日も、観光で来たスイス人など、海外の方々とたくさんお話しをしました。ちーちゃんも名前や年齢をしっかりと英語で話すことができましたね。発音も、ばっちりOKです。
もはや恒例イベントのカラオケです。店は学生など若いひとで混み合っていて、わずか30分間だけ部屋がとれました。残念がるちーちゃんでしたが、「新曲を歌おっ!」と気持ちを切り替え、さっそくyoasobiの「アイドル」を歌いました。アニメ「推しの子」のオープニング曲だそうで、ハマっているそうです。最後にもこの「アイドル」を歌いました。2回目は、より上手に歌えましたね。このあと、(まずプラモデル屋に行ってから)書店に行って『推しの子』の漫画を探しましたが、大きな店にも関わらず、売り切れて棚からすべてなくなっていました。そんなに人気なの? どんな漫画なのか気になります。
「おやこノート」をパラパラとめくってみました。文通を始めてからの2年半に、ちーちゃんがかいた、たくさんの文章とイラスト。それらを眺めると、文字や絵の様相が大きく変わっていることがわかります。興味の対象もどんどん移り変わっています。大きな、大きな変化。そしてぼくは、それを単に「成長の跡」とだけ言って片づけるにはもったいない気がします。
ちーちゃんは、会うたびに、ちーちゃんのなかにある豊かな世界をぼくにみせてくれます。ますます成長しているのは間違いありませんが、毎回、違った手触りをもつ豊かさを感じています。
子どもは大人になる前の段階で、プロセスの途上にいる未熟な者というように考えるひとがいます。でもぼくはそういうふうには思いません。ちーちゃんをみて、それを確信しています。ちーちゃんは、そのときどきで、完成されていて、毎回、ちがう輝きを放っています。そう思うと、その日のちーちゃんには、その日にしか会えないのだということに気がつきます。