ちいさな洞窟

娘との日々

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

プラネタリウム

2018年と2019年の夏は、ぼくでさえそれまで経験したことのない暑さでした。 ちーちゃんは暑さには強いようで、意外にぼくより平気な顔をしていましたが、 日中は40度近くになることもあり、夕方になってからでさえ、 あなたと屋外で遊ぶと、熱中症になりはし…

トイレ・トレーニング

子どもは、できることが日々、増えていくと言います。 特に赤ちゃんから幼児にかけては、できることが毎日のようにどんどん増えていき、 気がつくと、大きな成長を遂げていると。 ちーちゃんも、まったくその通りでした。 お母さんとぼくにとって、そんなあ…

短い散歩

ちーちゃんが生まれてから幼稚園に入園する前にかけての間、 平日の夕方、ふたりでよく短い散歩に出かけました。 ぼくが会社から帰宅する時間はだいたい午後5時すぎ。 春や夏はまだ明るく、昼間より涼しいので、 蚊さえ気にしなければ、ゆるゆると歩く近所の…

抱っこ

あなたと会えなくなって6か月が経とうとしています。 毎日、ちーちゃんのことを思って、過ごしています。 街を歩いていて、同じくらいの年齢の子を見かけると、 ついつい目で追ってしまいます。 先日、小さな男の子がスッと父親の前にたち、 手を伸ばして抱…

あさがお

2015年6月21日、朝顔の種を植えました。 植木鉢に土を入れ、タネを入れる小さな穴をあけ、 そこに、ちーちゃんと一緒にタネを8つ、3鉢に別けて植えました。 植木鉢のひとつは、小学生が校庭で朝顔を育てるときに使うような 青色の鉢です(いまも家のベランダ…

一瞬で見抜いた。

幼稚園の年中になってすぐの5月から、週に一度、 放課後の幼稚園の教室で、学研の授業を受けていました。 2019年9月、その学研クラスの授業参観に行ったときのこと。 授業のあとに先生から、 「よくやっていますよ。ワークが好きみたいですね。」 と言っても…

おふろ

おふろで過ごす時間は親子にとって貴重なものだ、 とよく言いますが、ほんとうにそう思います。 家のおふろは小さなものでしたが、 ちーちゃんとの思い出がたくさん詰まっています。 赤ちゃんのころ、あなたはぼくやお母さんの腕に抱えられて、 沐浴といって…

手をつなぐ

このブログを読んでいるちーちゃんは、何歳ですか? 8歳? それとも12歳になっている? 12歳なら、今日の話は「げ、きもい」と思ってしまうかも(汗) でも、よかったら最後まで読んでくださいね。 ちーちゃんが生まれたころ、子育てに関する本を読んでいる…

プール

2017年の夏、初めてプールに行きました。 おむつをしている幼児はプールには入れてもらえないので、 ちーちゃんがおむつを卒業すると、いざプールへ!という感じで、 ふたり勇んで泳ぎに行きました。 向かったのは、駅からバスに乗って15分ほどのところにあ…

英語の勉強

ちーちゃんが生まれた年に、ぼくは英語の勉強をはじめました。 あなたという新しい命の誕生に立ち合って、 ぼくも、それはそれは大きな力を得た気がして、 何かあたらしいことを始めようと思ったのです。 最初の1年間は駅前のイーオンという英会話学校に、週…

坂道のある公園

今日も公園の話をしましょう。 ふたりで毎週のように出かけた公園のひとつに宝来公園があります。 田園調布駅から、いちょうの並木道を歩いて5分くらいのところにある、 背の高い樹木に覆われた公園です。 お母さんや、ばぁば、お友だちのHちゃんといっしょ…

公苑のポニー

田園調布駅はバスターミナルになっていて、 ここからふたりでバスに乗り、あちこち出かけました。 そのうちのひとつに馬事公苑(ばじこうえん)があります。 電車でいくと最寄りの用賀駅からかなり歩くのでたいへんだけど、 バスだと公園のすぐそばに停まる…

おんぎゃあ

ちーちゃんが生まれて間もないころ、 お母さんとふたりで、おもしろがっていたことがあります。 それは、あなたの泣き声です。 あなたは「おんぎゃあ」と泣いていました。 赤ちゃんだから「おんぎゃあ」と泣くのは当たり前なんですが、 あなたはちょっと違っ…

山茶花

まだ、ちーちゃんが赤ちゃんだったころ、 抱っこひもであなたを抱えて、よく散歩に出かけました。 ほんとう、たくさんの場所に出かけて、いろいろな景色をたのしみました。 エルゴベビー社の抱っこひも(グレー)は、前向きで抱っこができるので、 ちーちゃ…

絵本をひとりで読み始めた。

ちーちゃん、 あなたと過ごしたこの5年3か月間のことを、少しずつ、書いていきたいと思います。 ちーちゃんのことを、なんて呼ぼうかね。 「あなた」? 「きみ」? このブログでは「あなた」にしようかな。 子どものころ、父(ちーちゃんのじーじ)から「き…