ちいさな洞窟

娘との日々

「おやこノート」を眺めると。

りいぬが大好きな校正記者ちーちゃんに、いろいろとチェックしてもらいました

「おやこノート」をパラパラとめくってみました。文通を始めてからの2年半に、ちーちゃんがかいた、たくさんの文章とイラスト。それらを眺めると、文字や絵の様相が大きく変わっていることがわかります。興味の対象もどんどん移り変わっています。大きな、大きな変化。そしてぼくは、それを単に「成長の跡」とだけ言って片づけるにはもったいない気がします。

 

ちーちゃんは、会うたびに、ちーちゃんのなかにある豊かな世界をぼくにみせてくれます。ますます成長しているのは間違いありませんが、毎回、違った手触りをもつ豊かさを感じています。

 

子どもは大人になる前の段階で、プロセスの途上にいる未熟な者というように考えるひとがいます。でもぼくはそういうふうには思いません。ちーちゃんをみて、それを確信しています。ちーちゃんは、そのときどきで、完成されていて、毎回、ちがう輝きを放っています。そう思うと、その日のちーちゃんには、その日にしか会えないのだということに気がつきます。