ちいさな洞窟

娘との日々

サインから声へ

ちーちゃんとは、話し出す前の赤ちゃんのときから、

顔の表情やベビーサインでさまざまな「会話」をしました。


手を広げて握るしぐさは「おいで、おいで」のサインです。


手招きではなく、手を何回か握るのが、

あなたの「おいで、おいで」でした。

 

あそんでほしいとき、

どこかに行きたいとき、

何かを見てほしいとき、

手をグー・パー・グー・パーしていました。

 

かわいかったなあ!


そのうち、声に出して「こっち、おいで」と言うようになりました。

そのときのあなたの声を、きのうのことのように覚えています。

「こっち、おいで」と、よく、話しかけてくれました。


いま、もうひとつ、

あなたの声で記憶に残っているものを思い出しました。


「なんだ、これ?」です。


なにか知らないものを見たときなど、

「なんだ、これ?」を連発していました。

ほんとうに好奇心旺盛な、ちーちゃん!


たしか3歳か4歳くらいまで、言っていたような。

お母さんが覚えているはず。

聞いてみてね。