2022年11月某日、午前7時50分、ちーちゃんとぼく、そしてばぁばの三人は、大勢の若者たちに交じって、ディズニーシーの入場ゲートの列に並び、開園は今か今かと待っていました。ちーちゃんとばぁばが、新しくできたアトラクション「ソアリン」にいっしょに乗る約束をしてから約3年。秋の穏やかな日差しがふりそそぐ最高の天気のもと、ぼくらはついに、ここにやってきました。ばぁばはこの日のために体調を万全に整え、ぼくは有給をとって備えました(ん? ちーちゃんは学校を休んだのかな…)。
「ソアリン:ファンタスティック フライト」、ほんとうたのしかったね! ばぁばも孫とここに来れるなんて、さぞうれしかったにちがいありません。ちなみにこの日、若者であふれるパーク内に、ばぁばほどの高齢の客は数人ほどしか見かけませんでした。これほど騒がしい場所に一緒についてきてくれて感謝です。ちなみに「ソアリン」は、追加料金を支払ったので、待ち時間はほぼありませんでした(でないと130分も列に並ぶところでした)。おかげでこの日、閉園間際までいたちーちゃんとぼくは全部で11個のアトラクションをたのしむことができました。夕方まで体力がもつかどうか前日は心配していたばぁばも、元気に17時まですごし、ゴンドラやコースター、海底2万マイル、アクアトピアなどを楽しみ、予定通り、先に車で帰りました。
帰宅後、ばぁばに買ってもらったジェラトーニのぬいぐるみと一緒に布団に入って寝ました。翌日、池袋へも、このぬいぐるみを抱えてお出かけしましたね。
東京ですごした4日間はずっと天気に恵まれました。この夏は、台風や酷暑でなかなか思うように出かけられない日もありましたので、ちーちゃんと手をつないで、何も問題なく外出ができることを幸せに思います。
原宿 → ディズニーシー → 池袋と、たくさんの人でにぎわう町を連日、訪れました。原宿では人であふれる竹下通りを遠くから眺め、明治通りを歩きました。この日のお目当ては新しいシューズ。コンバース「ALL STAR」(21センチ)を買いました。カーキ色のスニーカーが、ちーちゃんにとっても良く似合っています。
ディズニーシーの翌日は、池袋の芸術劇場でオーケストラを鑑賞しました。日本フィル「新世界より」にぼくは感動しました。ちーちゃんはというと…疲れてしまいましたが、さいごまでなんとか聴くことができました。鑑賞後に「もう二度と行かないからね( `ー´)ノ」と言っていましたが、ちーちゃんはどちらかというと食わず嫌いですよね。これに懲りず、これからもいろんな場所に一緒に行きましょうよ!
東武百貨店で、もう一足、シューズを買いました。MOONSTARの「LUVRUSH」(21.5センチ)、学校での持久走などで活躍しそうです。まだ大きめですので、3年生になっても履けると思います。最後はジュンク堂。蔵書の多さに驚きつつ、店員さんに『発表がうまくなる ── 学校では教えてくれない大切なこと』を探してもらいました。みんなの前で発表することに苦手意識があるらしく、それを克服したいといって自分で希望してこの本を買いました。おお。
家でも、ちーちゃんは読書にいつもの高い集中力を発揮しました。ぼくと同じようにやはり活字中毒のようですが、ぼくは小学生のころはこれほど読んではいなかったような。どんどん深く潜っていくとよいとぼくは思います。他には、ピアノやギターを演奏したり、即席の歌をうたいました。「ちーちゃん、お風呂にぃ~、ちーちゃん、お風呂にぃ~、ちーちゃん、お風呂にぃ~入ってぇ~!!」。お腹からひびく、よい歌声です。 笑いのあふれる4日間。ばぁばじぃじゆみちゃんのみんなも一緒に一家でたのしくすごしました。