ちいさな洞窟

娘との日々

鶴と手裏剣

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ちーちゃんが折った鶴と手裏剣
 
2015年からほぼ毎年、初秋に、長野県下伊那郡の森のなかでキャンプをたのしんでいます。これまでに5回、そのキャンプに参加しました。さて、一昨年だったと思いますが、そのキャンプ場でWちゃんが折り紙で手裏剣をつくってくれました。その手裏剣を投げたりして遊んだのを機に、わが家でも折り紙を始めることにしました。そういえばぼくも小さいころ、手裏剣をつくって遊んでいたことを、いまさらながら思い出したのです。
 
まず折り紙用紙を職場のそばの文房具屋で買って、ぼくの実家から、むかし小さいころに買ってもらった、折り紙の折り方が書かれた本を持ってきました。折り紙はこまかい指の動きが必要なのでむずかしいのですが、ちーちゃんは、一生懸命につくりましたね。ぼくとおしゃべりをしながら、あるいはじっと集中して。
 
折り紙を 紙と紙の角同士を合わせることも最初は不器用な感じでしたが次第に慣れてきて、じょうずに紙を折りたたんで、形を作ることができるようになりました。二つのパーツを交互に挟み込んで合体させる最後の工程はうまくいかないこともありましたが、それでも手裏剣は見事にいくつも完成させました。ただ、ちーちゃんは、その手裏剣をうまく投げられませんでしたね。投げても投げても、すぐ墜落…。忍者ごっこはまた今度やりましょう(あまりじょうずに投げてもキケンな気がしますが…)。 
 
あと、一緒につくった折り紙は、鶴です。
 
鶴は手裏剣よりも数段むずかしかったけれど、ときどきぼくが手伝いながら、一羽一羽、つくっていきました。さいご首の部分の紙を折り、頭部をつくるところがもっとも難儀したところです。こまかい細工だものね。でもしっかりとつくっていました。
 
ふたりで鶴と手裏剣を、ひたすら折りましたね。いまも家に、あなたの折った鶴と手裏剣がいくつもあります。実家から持ってきたマニュアル本をつかって、つぎは何を一緒に折りましょうか。