きょう、会社に向かう途中、すこし寄り道して洗足池のほとりを歩きました。コロナ禍が始まった4月から6月にかけては、朝からジョギングする人が大勢いたので避けていましたが、今朝はひともまばらでした。
ここは住宅街のなかに突然現れるような池です。それほど大きくはないけれど、自然に囲まれて十分に開放的で、非日常的な場所だと思います。昨年の初秋、幼稚園の帰りに、「このまま、ただ家に帰るのも、なんだかもったいないな」と思い、この洗足池で、ちーちゃんとスワンボートを漕ぐことを思いついたのです。
平日の水曜日ということもあり、ボートを漕いでいるひとはぼくたち以外に誰もいません。池を独占して、ふたりだけの自然ツアーをしているような気分です。
ボートを漕いでいると、湖面に一匹の鯉を見つけました。ちーちゃんは手を振って「こんにちは」をしましたね。ぼくらは、ボートを前に進めたり、しばらく漂ったりしましたが、この鯉はずっとボートのうしろをついてくるようでした。お腹が空いていたのかな? それともちーちゃんとお話ししようとしたのでしょうか?
ちーちゃんは足でペダルを押し、ハンドルを持って運転もしましたね。昨年、奥日光の中禅寺湖で、みんな(ちーちゃん、おかあさん、ばぁば、ぼく)で乗ったボートをちーちゃんが運転して以来です。ナイスな操縦でした。広大な湖のうえで、行く先をしっかり見据えて、ハンドルを回しましたね。
操縦で思い出しましたが、昨年、横浜みなと博物館を見学したことを覚えていますか? ここに「操船シミュレーター」という機械がありました。大きなゲームセンターにあるような、クルマでサーキットを走るようなゲーム機に似たものです。ちーちゃんは、このシミュレーターで小型船を操縦し、バーチャルに再現された横浜港を巡り、さいごはランドマークタワーの近くの岸に無事に帰ってきました。これもナイスな操縦でしたね! ちーちゃんはきっとクルマの運転も上手なのではないかと思います(ちなみにぼく自身の運転は慎重ですが上手とは言えなそうです)。
ちなみにこの博物館では帆船「日本丸」の船内も見学しました。歴史ある構造物で趣きがあり、古い船の中を見ることなどほとんどない経験ですので楽しかったのですが、エアコンがなくて暑かったですよね…。こんど涼しい時期にまた訪ねたいな。