夏休みも残りわずかです。元気にしていますか? 夏休みの日光旅行、とてもたのしかったです。暑すぎる都会から逃れ山奥の避暑地である日光湯元でゆっくりとすごすことができました。台風のため心配された天気でしたが、予想外に雨はほとんど降らず、ほぼ晴れていました。エアコンも必要のない、涼しく快適な3日間。からだもホッと一息ついたような感じがします。
思い返してみると、この旅行中にたくさんの乗り物に乗っていることに気がつきました。まるでぼくらが繰り返し読んでいた絵本『のっていこう』のようです。浅草からは特急スペーシア、日光駅からはレンタカー、丸沼高原のスキーリフト、リフトで上っていっきに降りてくる一人乗りのリュージュ、日光白根山ロープウェイ、高低差100メートルもある華厳の滝のエレベーター、中禅寺湖をぐるっと回る遊覧船、3人で漕いだスワンボート。たくさんの乗り物に乗りました。
丸沼高原で乗ったリュージュはスピード感があってスリルがありましたね! スキーリフトで丘の上まで行き、スキー場の脇の長い坂道を降りてくるリュージュ。風をきって疾走して気持ちがよかったです。ちーちゃんはスキーリフトに初めて乗ったんですよね。乗り方や降り方にちょっとしたコツが必要でしょ? ちーちゃん、けっこう興奮気味でした。リフトにはまた乗りましょうね。(そのうち、冬に、スキーね。)
丸沼高原では、4年前の旅行では荒天のために乗れなかった日光白根山ロープウェイにも乗ることができました。眺望の良いことといったら! 遠くには菅沼、そして至仏山と燧ケ岳が見えます。ロープウェイの到着駅にある二荒山神社にお参りし、そこから神社の奥にも足を延ばして山のなかを小一時間、ハイキングしました。ちーちゃんよりも、ばぁばのほうが元気に歩いていたかも? 晴天のもと、ほとんど人のいない山中での自然散策を3人でたのしむことができました。あたりに生えている得体の知れないキノコたちに恐怖していたちーちゃんです。ハイキングのあとは休憩所でおいしいアイスクリームを食べました(^^) あ、ちーちゃんはクリームソーダだったかな。
2泊した奥日光高原ホテルは快適なホテルで、広い部屋でくつろぐことができました。温泉も満喫できました。ばぁばといっしょに何度か、長い時間、お風呂にはいっていましたね。食事もおいしかった~。ぼくひとりでたくさん食べていた印象ですが、ちーちゃんも皿に盛られたたくさんの種類の料理を食べていました。
さて今回のハイライトになるはずだった星空観察は、曇り空のため、できませんでした。また次回に期待しましょう。卓球もできませんでしたが(「休暇村」の卓球場がなくなっていました…)、これは近いうちに浜松で、ね。
まだ実家に来て間もないセキセイインコのぴょんたと仲良くなりました。最後に鼻を噛まれてしまいましたが(^^; カラオケは2回行き、合計180分間も歌いました(東京のビックエコーと浜松のまねきねこ)。覚えているだけ、曲をリストアップすると →
青春チョコレート
よくできました◎
命に嫌われている
寝起きヤシの木
強風オールバック
アイドル
神っぽいな
pretender などなど、もっとたくさんの歌をうたいました。
……9歳でこの持ち歌の数! それもほとんどがぼくが知らない歌ばかりです。それでも、「神っぽいな」と「pretender」はいっしょに歌えたので、おもしろかったです。父子で熱唱していると、部屋にジュースを持ってくる店員さんがなんだか白い目でみているような??
読んだ本や漫画は、ちーちゃんは速読法でもやっているの?ってくらい読むのが速いです。雨予報でしたので、旅行にもたくさん本を持っていきました。
『推しの子』のコミック1巻から最新刊12巻まで熱中して読んでいました。
伝記漫画『エジソン』…「HELLO」という言葉もエジソンが作ったことに感心していました。
伝記漫画『中村 哲』…これほどの偉業を成した人が他にいるのかな…。
漫画『王様ランキング』
読み物『ロビンソン・クルーソー』…最後には読むものがなくなってこの本を2度、読みました。
夏休みの自由研究は理科の実験を選んだちーちゃんです。自ら設定したお題は「ゴムの力でうごく船」の製作です。結果は成功! ゴムのバネのちからに比例して推進力も大きくなることを実験で確認しました。当初、失敗もしましたが、船の構造を変えたり(小さく軽量化して、裏表を変え、ゴムの巻き方を変え…)、エンジンの位置を後ろから前に変えたり、ゴムのバネを生かせるようにとさまざまに工夫しました。提出用のレポートは実験の翌日に書きました。書き始めるまでには、机の前で他のことをしたりして時間がかかりましたが、書き始めるといっきにさいごまで書き上げたちーちゃんです。おつかれさまでした(^^)
東京での最終日。台風の影響で新幹線のダイヤが乱れ、しまいには運行見合わせの事態になりました。ですので、お世話になっているIさんとお母さんと相談し、結局は浜松に帰るのを諦めて、東京での滞在を1泊延長しました。
「こういったハプニングも思い出のひとつですね」とIさんがおっしゃっていました。ぼくもそう思います。これもひとつの経験かな、と。もし何ごとも予定通りにいっていたら、逆に面白くないと思いませんか? 予想外のことをも「たのしむ」ことができると、きっとひとの器が豊かになっていくのかもしれません。ぼくはちーちゃんとすごせる時間が1日延びたので、実はひとり密かに喜んでいました。