ちいさな洞窟

娘との日々

てあそびうた

今朝、通勤時に住宅街を歩いていると、幼稚園へ向かうと思しき親子を見ました。青色の園服を着た男の子は、「1、2、3、4、5…」と数をかぞえながら歩いています。数字の練習をしながら通園しているんですね。ちーちゃんも同じように歩きながら数をかぞえていたことを思い出しました。

 

散歩中に、ステップを踏みながら数をかぞえたり、公園の水鳥や鯉、葉っぱの数を数えたりもしました。ブランコをこぎながら数えることも、よくやりましたね。家でも、テーブルに並んだクッキーの数や色鉛筆の数、積み木の数を数えたりしましたね。

 

さて、もう一組、こんどはもう少し小さな女の子とすれ違いました。女の子が「とんとんとんとん…」と歌い始めたので、「あ、ひげじいさんの歌だ」と思ったのですが、「……あんぱんまん」と続けるのが聞こえてきました。え、そんな替え歌があるのですか? ちーちゃんと一緒に歌ったのは、こんな、てあそびの歌です。

 

 トントントントン ひげじいさん 
 トントントントン こぶじいさん
 トントントントン てんぐさん 
 トントントントン めがねさん
 トントントントン 手はうえに
 キラキラキラキラ 手はおひざ

 

覚えていますよね。これは意外と難しい歌でした。手を動かしながら歌をうたうのは集中しないとできないんですね。ちーちゃんも、歌詞のなかの「てんぐさん」をよく飛ばしていました。

 

それでもあなたは慣れてくると早口でも歌えるようになって、一緒に早口歌唱を競いましたね。ちーちゃんはもはや何を言っているのかわからないくらい早口のときもありましたよ。おもしろかったなあ!

 

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さて写真は、先週完成したピンクのくまさんです。2体同時につくりました。やはり同じ編み図ですが、大きさが違います。いま、梅雨のはしりで湿度が高くなってきていて、かぎ針と糸が手によく絡むようになってきています。そのため、糸の閉め具合が変わってきているようです。あれ、こんなに大きさが違う、と少し驚きました。

 

右の大きいほうのクマさんは、ツイッターでフォローしている方がほしいと言ってくださったので、お分けすることにしました。梱包して発送するときに、なんだか一抹のさびしさをおぼえました。人形って不思議ですね。分身のように思えてきます。

 

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なにか言いたげな表情。