ちいさな洞窟

娘との日々

目を見て感じたこと

3時間のなかで話したことや、お互いの仕草の断片が、あたまに浮かんできます。ふと目が合ったとき、あなたと向かいあって、お互いの目を覗きこむくらいに近づくと、ふたりとも自然と笑顔になりました。霊長類にとって、相手の顔を見つめることは、おだやかな「威嚇」を意味しますが、人間にとっては「親しみ」の表現にもなります。ところでちーちゃんはマスクをしていても、目の表情が豊かなので、コミュニケーションは円滑ですね。

さて、目が合ってお互い笑顔になったときのぼく自身の気持ちを言葉で表すのはむずかしいけれど、おそらくそれは、「ああ、よかった。また父親になれる」だったと思います。ちーちゃん、あなたには以前と変わらず、父親(ぼく)がいます。